"STARS & THE MOON" E-M5 Mark2 と GoPro を使った動画作例
2015.12.04 に千葉市中央公園で開催された野外ライブを撮影してきました。千葉市にあるバー「Toppers」が主催するライブ「STARS & THE MOON」です。 一眼 (OM-D E-M5 Mark2) を購入して初めての撮影だったり、積極的な夜間の撮影ってのも今までなかったので、挑戦続きの動画になっています。
撮影機材
- カメラ
- OLYMPUS OM-D E-M5 Mark 2
- M.ZUIKO 12mm-40mm F2.8 PRO
- GoPro HERO3+ Black Edition * 2
- OLYMPUS OM-D E-M5 Mark 2
- その他
- OLYMPUS OM-D E-M5 Mark 2 用縦グリップ + 拡張バッテリーホルダー
- OLYMPUS OM-D E-M5 Mark 2 用バッテリー合計 * 3
- GoPro 用バッテリー合計 4
- GoPro The JAM マウント(純正)
- GoPro (ネイキッド) フレーム
- ゴリラポッド * 2
コンセプトなど
依頼してくださった方 (Toppers) の将来的な目標が「千葉にも音楽シーンを」「音楽で千葉を盛り上げたい」「音楽のある街にしたい」 ということだったので、そういう雰囲気が伝わる動画、次にまた同じような活動をする人が出てくるような動画を目指しました。
あるいは、千葉の方がこの動画を見て「イベントを開催することのイメージ」を掴めるようにすることも考えていました。 したがって演奏ばかりを魅せるのではなく、人の繋がりのようなものを見せるようにしています。
折角の一眼導入だから「ぼかし」を使う
実は初めて一眼を購入して、その一眼で撮影する最初の作品でした。 せっかく一眼を使うのであれば特有の「ぼかし」を多用使用と決めていたのですが、処女作の割には割と上手くいったと思います。
大人なムード、妖艶な雰囲気、温かみのある空気などを表現するのにぼかしが上手く効いた気がします。 あと一般の方の顔がハッキリ映りすぎるのを回避する面でも役に立ちました。作品作りの上では考慮しても良いのかもしれません。
演奏者を全員映すしんどさはあった
演奏者を二人か三人に絞ったほうがおそらく全体的な収まりは良かったのですが、 私自身が当日に全員と交流していましたし、数人だけ映すというのもなんだか気が引けて、やっぱり多少強引にでも全員を登場させることを考えました。
これだけ色んなシーンが連続して含まれる「ごった煮」のような編集は初めてした気がします。そういう面でも初の試みです。 結果としてできるだけ単調な映像を回避しようとして、足元のショットや風景のショットを間に差し込もうとする意識が強く出て好転したように思います。
作業時間などについて
撮影前に方針などの打ち合わせを 4 時間程度して、撮影時間は準備を込みで 5 時間程度でした。2015.12.04 に撮影して 2015.12.08 に完成版が出ています。
元々別のプロジェクトのサンプルを撮影してみようということだったので、期限をきっちり決めて作業しました。 実際には 2015.12.14 まで猶予があったのですが、それでは今までとも変わりませんし、採算も取れなかったので。
反省点
一脚の必要性を確認
撮影して気が付いたことですが、小型軽量な一脚があればもっと良かったです。イベントなどでは小回りが大事になりますから三脚を展開している余裕がありません。 したがって一脚が活躍すると思います。人の間にも立つことができるのは一脚の利点ですね。
ついでに三脚を持って移動するのも結構大変なシチュエーションでした、自転車と電車移動だったので。 カメラと確認のためのタブレット / PC の類を担ぐだけでも結構な重量になります。一脚の方が気持ち楽かもしれません。
良いカットはあるのだけれど使えない
残念ながら実際に編集した動画に含まれているカットはベストとは言えないものがいくつも含まれています。その一方で上手く撮影できているカットが沢山あります。
ストーリー性も訴えるものは特になし BGM は合わせるだけ、ってことならそれらのカットを繋げば良いのですが、コンセプトを立てている以上そうもいきません。 できるだけ満足する映像だけで構成したかったのですが、作業時間も考慮すれば困難でした。
生ものの撮影になるとどうしてもその場で考えて動くことが多いので、こればかりは経験を積むしかなさそうです。 今まで GoPro だけを使ってきただけあって、単純に視線に近い位置ばかりの映像にならなかったのだけは助かりました。 足元のカットや上の方から構えるカットは GoPro を使ってなかったら当日は思いついていなかったでしょう。
単純に目に見える位置からの映像だけに拘らないこと、色んな視点、主役以外にその場の雰囲気を作っている要素を取り込めれば少しは素人臭さが消えるのかも、なんてことを素人ながらに思います。