大手以外から出た小型・アクション・360カメラを紹介:2016

2016年に登場した様々なカメラ。

GoPro や Sony, Nikon などの大手以外から発表発売された、小型・アクション・360 カメラをいくつか紹介します。 興味を惹いたものしか載せていないので、実際にはもっと沢山出てきていると思います。

しかし Kickstarter で(大?)成功を収めた Narrative ライフログカメラなども終了しますし、 新規勢力が生き残るのは中々険しい世界っぽいです。

VIRB Ultra が 4K 対応、音声コントロール付きで安い

Garmins 屋から出ている VIRB なるカメラがあるのですが、これが中々に高機能で、Sony FDR/HDR 系 に GoPro を加えたようなハイスペックです。 そして HERO5 が出るまでは値段が GoPro よりも安かった! VIRB Ultra の機能は概ね次の通りです。

  • 小型のアクションカム
  • タッチディスプレイ
  • 4K30fps まで撮影可能
  • ジャイロ(速度センサ) / GPS
  • 3 軸手振れ補正
  • 音声コントロール

これだけあると GoPro HERO5 より高機能に見えます。というか実際機能だけみれば高機能でしょう。しかも HERO5 より安く、HERO5 より先に出ていました。 さらには編集ソフトも無料で付いてきます。GoPro で言うところの GoPro Studio です。

この市場は GoPro / Sony がまだまだ強く、ユーザをかっさらえるほどのパワーはないのかもしれませんが、正直ちょっと気になります。 スポーツやってる人はひょっとするとこれが良いのかもしれませんね。

個人的には見た目がちょっとゴテゴテし過ぎ感があるなぁって気がします。ブランド力というか知名度で GoPro に軍配が上がっている感じでしょうかね。

ちなみに執筆時時点で価格は 400 ドルで HERO5 と同価格です。もしかして意識したんでしょうかね。 低価格帯のアクションカムの普及が目立ってきたのを意識しているのは間違いないでしょうが。

関連
VIRB 公式ページ

Nico360 はオールインワン 360 アクションカム

非常に小さいサイズで 360 度撮影ができ、基本的な防水性能と手振れ補正をすべて備えているという Nico360 なるカメラが INDIEGOGO(クラウドファンディング) で流行りました。 2016 年内にプロダクトの完成を予定していますが、実際のところはどうなるか良く分かりません。

非常に小さいボディが特徴で、割りに手ぶれ補正の精度が異様に良く見えます。さらにはライブ配信機能まで備えていて、日常生活レベルの防水機能が本体にあるようです。 撮影解像度が 4K に到達しませんが、執筆時時点で RICOH THETA S よりは解像度が高いです。

しかも価格が 200 ドル。THETA S が表向きは 349 ドルなので比較して安いですね。 なんだか異様に上手く行きすぎなカメラでちょっと怪しい感じです;

ちなみに見た目がちょっと GoPro っぽいので、大成功させて GoPro が買収しないかとちょっと願っています。 が、360 撮影は GoPro Omni が出ていますしね、夢物語です。

関連
Nico360 INDIEGOGO (公式) ページ

Revl Arc は耐水スタビライザ付きアクションカム

先に続いで INDIEGOGO(クラウドファンディング) 発のプロジェクトです。2016 年内の発売を予定していますが定かではありません。 Facebook などのコマーシャルでも入ってくるのでプロジェクトは上手くいってるのでしょうかね? (その割りに動画の再生数が伸び悩んでるような)

GoPro との決定的な違いはスタビライズ機能が Revl Arc 本体内にあること、カメラ周囲に覆われているリングが回転することで振動を補正する機能のようです。 この振動補正技術はあんまり見ないかも。振動というより回転補正です。

振動補正をボディ内部で行うカメラは HERO5 が出る以前では Sony 系か先に昇華した VIRB だけですね。今や HERO5 にも搭載されましたが。 ただ物理的なスタビライズは可動範囲が大きいほど制度が良くなるわけで(理論上は)、ボディが大きく動くタイプのスタビライズ機能は期待できるんじゃないでしょうかね。

PV では回転しても人が正面方向に移り続けるようなデモを見せていますが、個人的には人が回転しても絵的には面白いのでどうなんだろうなぁと思います。 モチロン人が回転しない絵も良いのですけれど。

ちなみに価格は標準パッケージでおよそ 400 ドル。GoPro HERO5 の値段設定の境界がだんだん見えてくる感じしますね ( ̄ー ̄)

一応は自動編集機能などもアプリで提供されているようです。例えば VIRB などと比較して、あんまり表にプッシュしてきていないように見えますが。

関連
Revl Arc INDIEGOGO (公式) ページ

サンコー発のナイトスコープカメラ

アクションカムではないのですが非常に気になる、お金に余裕があるならぜひ欲しい位の商品なので紹介します。 サンコーレアモノショップさんから販売されているナイトハンターは赤外線撮影可能にするカメラレンズです。 スマートフォンと一緒に使います。

平時はズームレンズとして、日露なら赤外線カメラとして使うことができます。誤解を生まないか心配ですがこの手のカメラで安価なものは少なく、 触ってみたい感じがしますよね。こういう商品をリリースしようとしてくれる人たちには感謝しないとです。たぶん挑戦だったと思います。

ちなみにアクションカムでは Panasonic の Panasonic HX-A1H が赤外線撮影モードを持っていますし、専用オプションも出ています。 また相変わらずカメラを改造できる人たちは一眼だろうが GoPro だろうが改造しているようです。

関連
スマホ用望遠暗視スコープ「ナイトハンター」公式

ACAM-VRD01BK は 360 アクション?

acamvrd01bk のイメージ。

公式ページ より引用。

この動画はよく似たカメラ「EleCam」。名前も ELECOM ぽい。

ELECOM さんから ACAM-VRD01BK なるカメラが発売されています。 ACAM-VRD01BK ですが ELECOM から出るよりも前に Youtube などで見かけていたので、どこかの製品の代理販売か何かなんでしょうかね(もしくはよく似た製品だったか。)?詳細は不明です。

ACAM-VRD01BK という名前がすでにちょっと覚えにくく、受け入れにくい感じなので私はちょっと敬遠しそうです。 同じ時期に Nikon から Keymission が出てしまうのも ELECOM さんにとっては痛手じゃないでしょうかね。

スペック的にも動画は 1920x360/30fps と目だった感じではないです。標準価格も 58,430 円とお高め。

パッケージにはハンドルマウント、自撮り棒、三脚、バンドマウントなどが含まれるようなのでトータルパッケージとして売り込む戦略でしょうか。 あるいは今後 VR が流行るとみて、先行投資、事業開拓的な意味の商品なのか。

スマホアプリもありますがデスクトップ用アプリはないです。解像度が高くないのでスマホでも十分という判断なのでしょうかね。 正直なところ THETA や Keymission には負けてしまう製品のような気がします。

ただ ELECOM のように手広く製品を扱うメーカーがこういうカメラをリリースしてくるのは非常に面白くて、今後 VR を目的とした、 あるいはホームビデオチックに空間を記録することを目的としたカメラが一般家電メーカーにも広がろるのかもなぁ、と思って紹介した次第です。

よく似たカメラ EleCam 360 は執筆時時点で 160 ドルとかそれくらい(amazon us)。16,500 円と 58,000 円の違いは大きすぎる…。

関連
ACAM-VRD01BK 公式ページ