アクション・360度カメラ用一脚の最高を求め自撮り棒購入

Smartree のイメージ。

先日 Gear360 を使って 360 度撮影をするために一脚を購入したのですが、少々大きく、持ち運ぶのはちょっとしんどい感じでした(三脚よりはマシですが)。 最近の自撮り棒は GoPro の 3Way をパクって簡易一脚/三脚にもなるようなものが多いようなので、HERO5 用の SD カードを新調するついでに安いものを購入してみました。

次の仕事が海外の都合もあって、色々買ってはみましたが、アクションカム/小型カメラ用の一脚三脚で最強なものは決めにくいですね。結局シチュエーションで分けないとダメかも。

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理想的な条件

小型カメラ用の一脚/三脚で理想的な条件は次の通りです。ちょっと多いですね。

  1. 雲台がネジ式である。
    • GoPro 用のマウントが雲台になっていないもの。
    • GoPro 用のマウントが付属するとなお良い。
    • 雲台は小さい方が良い。
    • 取り外して好きな雲台を付けられるとなお良い。
  2. 軽量である。
    • 自撮り棒/セルフィーにもなる。
  3. 縮小して 30 cm 以内、延長して 100cm 以上
  4. 手持ち側に三脚用のネジ穴がある。
  5. 「揺れにくく安定性」がある。

ネジ式の理由

「雲台がネジ式」であれば色んなカメラが取り付けられます。つまり使い回しがきくと言うことです。 理想は雲台が取り外しできるものですが、安物にそこまでは期待できません。

私の場合は 360 度カメラを取り付けたいという需要です。 雲台が直接 GoPro のマウント形式で取り付けると、360 度カメラの場合、GoPro のネジが映り込む恐れがあるので注意です。 フットプリント、足元に映る影は極力小さい必要があります。ふつうのアクションカムだけで使うなら気にならないですけどね。

また雲台がネジ式の場合破損に対する強度がある程度保障されているものと考えて良いです。 GoPro のマウントが棒に直接ついてると、破損すると二度と使えなくなります。

軽量で持ち運びやすいのは重要

持ち運びのためには「軽量である」必要があります。また自撮り棒として機能させるには当然軽量である必要があります。 これは「揺れにくく安定性がある」の条件とトレードオフなのでどちらを取るかですね。

できれば縮めて 30cm 以内が理想です。持ち運びが容易になるためです。 容易に元運べる長さの基準は、第一段階が 40cm、凄く持ち運びやすいのは 30cm からだと個人的には思います。 今回は 30cm 以内を狙いました。

アクションカムは携帯性もウリです。三脚や一脚で損なわせてはしょうがないですね。

購入したものと梱包物

Smartree の梱包物。

購入したのは「Smartree」という商品です。商品名は良いですね。かなり安価な部類で、当然のように中国製です。 伸ばしたときが 90cm 程度なので、理想的な 100cm オーバーではなかったですが、価格とコンパクトさと軽量さとのトレードオフです。

それ以外は見た目も良く、ネジ式、角度調整可能な雲台で、フットプリントも小さく、GoPro 用マウントも付属しているという中々の好条件でした。 雲台部分もアルミなのが良いですね。プラじゃないです。ちょっと高級感あります。

他に付属品はスマートフォンを挟むクリップ(雲台に付けられる)、三脚/一脚にするとき用の脚、クリーニングクロスです。

3Way を真似て、三脚用の脚を本体内部に収納し、ふたを閉じることができるタイプなら 90 点でした。デザイン的にはそこだけ惜しい。 たぶん加工費や耐久とトレードオフに合ったんだと思います。

雲台について

Smartree の雲台。

雲台の拡大図です。良いですね。気に入りました。写真を見たときもしかしたら雲台外せないかなぁと思いましたが、残念ながら外れません。 この雲台を利用する必要があります。ただ小さいので私の用途には合います。耐荷重はそんなにないので、一般的な一脚としての利用は不可です。

脚について

脚の固定強度はそれほど高くありません。自撮り棒として使って、激しい運動をするともしかすると振動で縮むかも。それはロックレバー式のものに劣りますね。 ただし、その分素早く展開できるし、格安自撮り棒はどれも似たり寄ったりですし、一般的な旅行や運動程度なら耐久ありそうです。特にスマートフォンを使って撮影する人には問題なし。

三脚パーツについて

Smartree の三脚。

三脚パーツの質も中々良いです。本体と比較して小さい割に重いですが、これを重くすることで簡易三脚/自立式一脚として機能するようにしているのでしょう。 見た目がちょっと貧相で、おそらくスチールのため錆びるのがちょっとネック。まぁ重量稼ぎと省スペース化とを考えたらトレードオフです(あと価格も)。

簡易三脚/自立式一脚としての性能

簡易三脚、自立式一脚としての性能は価格相応です。そこそこ安定するくらい。強風や振動のあるシチュエーションでもない限り倒れることはないでしょう。 つまり一般的な利用用途ならなにも問題ありません。「あれ、これ普通に良い商品だ」と思います。

とは言えいくつか問題があります。突いたときの揺れが大きいので、タイムラプスの撮影は屋外の風や振動があるシーンでは厳しいかも。 実験しないとどの程度の影響があるか分かりませんが、タイムラプスはばっちり決めないとダサいですし。

具体的にはこれ位の強度だと電車の中だとかなり振動すると思います。屋内で作業風景をタイムラプスで撮影するくらいなら問題ないと思います。

また、次に縦長の写真を紹介しますが、高さ(アイレベル)が稼げません。90cm じゃちょっと短いですね。 比較対象は先日購入した SLICK の一脚です。こっちは縮まらないのだけが惜しい製品な感じ。

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90cm くらいの高さだと一般的な集合写真的な撮影は無理です。ちょっと角度を付けて下から撮るとかならまぁ兎も角。 ちょっ離して固定しておいて全体の様子を撮るとか、背の低いものをタイムラプスや動画で撮影するとか、そういう使い道ならできるかも?

360 カメラとしての性能

視線の高さが稼げないので、360 撮影に関してもちょっとイマイチかもと思いました。撮影対象にも依りますけどね。

まだ数回しか撮影したことはありませんが、ほとんどの場合に、空間を切り取って保存する目的で撮影する場合、人間の視線の高さまで上げる必要はないと思います。 ところがその場合 90 ~ 100 cm 程度では低すぎます。映像や写真を見ていると違和感があります。(購入するより前に SLICK のやつを縮めて撮影してみろよという話だったのですけどね)

ただ悪いことばかりではなくて、被写体が低い位置にあるか、あるいは手持ちで 360 撮影する場合には非常に良さそうです。 下の写真のように、Gear360 で試験撮影したところ、雲台が映り込みませんでしたし、三脚もあまり映り込みません。これは良いですね。

Smartree と Gear360 で撮影したときの脚元の様子。

自撮り棒として伸ばしつつ、360 撮影をするといずれにせよ棒が映り込んでしまうのですが、雲台が映り込まないだけでも良いと思います。

THETA では映り込むとのレビューもありますが、雲台のつまみが本体の横にくるように合わせても映り込むのでしょうかね?延長パーツを付けるとかでも解決できそうです。

結論!

自撮り棒としての品質は高いです、スマホ、GoPro、その他の小型カメラでも十分に活躍しそうです。 ただしBluetooh のボタンとかはついてないので注意する必要があります。

一般的な用途で手軽に使う分には強度も三脚としての性能も問題なさそうです。 ただし、破損の恐れがあるほどの運動をする場合には利用しないほうがイです。 振動や風などが予想される場所で利用したいなら、別のものを検討した方が良さそうです。

もし 360 撮影をしたくて商品を検討している場合には注意する必要があります。 空間を切り取って保存する目的であるなら、高さが稼げる一脚を専用に購入したほうが良さそうです。 手持ち撮影とかを考えているなら Smartree がすごく良いです。

手軽な商品は手軽に使うのが良くて、それ以上は求めてはいけないと言うことですね。勉強になりました。