Peak Design カメラクリップのレビュー:実用検証あり

PeekDesignCaptureProのイメージ。

カメラストラップの代わりにベルトやカバンに取り付け、(ミラーレス)一眼レフカメラなどを素早く取り付け、取り外しすることができるマウンタ Peak Design キャプチャープロカメラクリップwith PROプレート CP-2 を購入してみました。

オプションを購入すれば小型カメラ・GoProなどを取り付けることもできます。シンガポール・ロンドンでの仕事の際に使ってみましたが、中々良かったです(多忙でレビューが大変遅くなりました)。

機能やサイズ感など

まずは公式の動画を見て、どういう製品かを確認して頂くのが良いかと思います。

PeekDesignCaptureProの本体。

動画や写真を見ての通り、サイズ感は掌に収まるくらいです。私は日本人の成人男性の内、少々人より掌が小さい位ですが、持て余すサイズではありません。

本体上部、写真左側の赤いつまみ部分を押して、カメラを取り付け、取り外しします。ベルトなどへの固定は正面の 2 つのネジです。

「カメラが大きくて重いけど、落ちないか不安」って方もいるでしょうが、本体上部、写真右側の黒いネジを回すと、ロックする強度を変更できます。 かえってこの仕組みを理解せずに使っていると、ロックが硬すぎてカメラを取り付けられない、取り外せない、なんてパニックに陥ります(取説を見なかった私が経験)。

また、赤いつまみをひねると、完全に外せなくなる(取り付けられなくなる)ロックモードに入ります。物理的に破損しない限りは外れません。 ロック機構が破壊されたとしても、スライド機構を完全に上に滑らせるまで、カメラは落ちないです。

そもそも壊れそうな素材でできているか、というと、全然そんなことはありません。お値段通りのがっちりした造りです。

良いところ

体やマウンタに密着する

体やマウンタに密着するので、ストラップと比較してカメラがブラブラと遊びません。カメラが遊ぶ煩わしさは軽減されます。 登山やかなりアグレッシブに移動する際には効果が高いかと思います。

レンズを下向きにして持ち運べる

ストラップも着け方によってはレンズを下向きにして運ぶことができますが、このカメラクリップでも下向きにして持ち運ぶことができます。

レンズが横方向を向いていると、ヒトやモノにぶつけがちです。 人混みに入るときは特に気を使う必要がありますし、レンズキャップが気にかかったりします。

また先の密着する~の続きですが、重心が体に近くなるので、カメラの遊びによる煩わしさはさらに軽減されます。

取り外しが素早く手軽に済む

何度か海外などにも持ち運びましたが、旅行などで言えば、ストラップと異なり、レストランや空港、トイレ、ホテルなどの移動時にさっと取り外せて便利です。

ストラップの場合、一度首から取る必要があったりしますが、荷物などがあるときに意外と不便します。 荷物背負った状態からだと余計に面倒だったり。

PRO マウンタはマンフロットの三脚互換

PROマウンタ付きを購入した理由として、マンフロットの一部の三脚と互換があげられます。 マンフロットの三脚 Befree を持っていたので、セットで出先に持っていけるかなぁと思ったのです。

あんまり撮影ガッツリな人ではないので、そもそも三脚使わないことが多いのですが、 面倒を取り払えば、使う機会が増えるかなぁと思って折角だから PRO マウンタ付きの物を購入したのですが、結構当たりでした。

マンフロット社製でも、互換が利かないものもあるようです。

同梱物

PeekDesignCaptureProの内容物。

Pro プレート付き(雲台用クイックシュータ)付きの物を購入したので、内容物は写真の通りです。 収納ケースと取扱説明書、マンフロットのクイックシューとして利用するためのオプションパーツの取り付け金具などです。

紹介した商品

他にレンズ用のマウンタなんてものもあります。