マウントしたGoPro などが回転する(ズレる)問題を解決する

布切れを噛ませたスクリューの様子

自転車やサーフィン・スキムボードの撮影をしていると、折角マウントした GoPro やアクションカム本体が回転してきてしまう問題があります。 自転車なら微振動で、サーフィンなどでは波などの抵抗を受けて徐々にネジが緩むためです。

この問題を解決するには強固にネジを回すしかないのですが、ネジがしっかりと回し難かったりします。 この問題が深刻であるなら、ネジを回すためのアクセサリも販売されていたり、 そもそも回しやすいネジというのも販売されているので購入を検討しましょう。

ここではネジやネジ回しを購入する以外の方法、それに加えて出来る手立てについて紹介します。 ちょっとしたことですが、トップの写真のように、小さな布切れを一枚噛ませるだけで、ずいぶんとズレ回転に強くなります。

ネジとワッシャー(座金)のワッシャー部分に相当するものを挟み込んでしまうということです。 布切れ一枚でどれだけ変わるものかと思うかもしれませんが、抜群に効果を発揮します。 私の場合はチノか何かについてきた当て布を 1 ~ 2 cm 四方程度に切って、穴を空けてネジに挿しています。

布切れを噛ませたスクリューとハウジングをマウントしたの様子。

必然、抵抗が増すので回転しにくくなります。ネジとハウジング本体では接合部の表面がツルツルなので抵抗が少ないです。 ホームセンターなどで本当に薄いゴム材なんかを購入しても良いかもしれませんが、中々期待できるものは発見できないでしょう。

ハウジングの中心部、ちょうど GoPro などの中心にあたる部分に布を挟むのは困難です。 それなりに隙間が小さいので、抵抗を生むだけのものを挟み込むことができません。挟み込むことができるのは、ネジの持ち手側だけでしょう。