Sony のアクションカム 40 台を使用するタイムスライス

画像は 週アスPLUS から引用しています。

LiSA武道館ライブを60台のアクションカムでタイムスライスする試みがヤバイ! - 週アスPLUS なる企画があったそうです。

60台のアクションカムを使っていますが、ステージ上のタイムスライス用カメラは40台のようです。 続きの記事「アクションカム40台を使ってライブをタイムスライス!」で映像が確認できます。

タイムスライスとは大量のカメラを連続して配置し、 各カメラから撮影した画像・映像を少し(1枚)ずつ切り出して連続して見せる手法です。 バレットタイム(エフェクト)とも呼ばれています。 有名なところでは映画 MATRIX がこのタイムスライスを利用した映像で(当時の)見る人を圧倒しましたね。 今見ても見事です。

Matrix のタイムスライス

アクションカムは小型ボディのために比較的狭いスペースでも多くのカメラを連続して並べることができます。 またそれなりに台数が必要になるので価格の面でも有利な気がします。まぁ品質は兎も角になってしまうわけですが、 一眼なんかを使ったタイムスライス撮影と比較して (1) 省スペース (2) 低価格 (3) 持ち運びが容易、 であることを考えたら、品質とトレードオフでも仕方がないかなぁと思います。

GoPro や Sony のアクションカムを使った作品は既に多く存在し、 個人レベルでもいくつか並べている人がいますが 60 台となるとそうそういないでしょう。 是非この映像は見てみたいです。

個人作家? の GoPro を使ったタイムスライス

本編よりもむしろ後の映像が見事だったりします。

ちなみにお値段どれくらい

アクションカム 60 台で1台あたりを5万円計算で行くと 300 万円かかりますね。 半額のカメラを使ったとしても 150 万。さらに台数を半分にしても 75 万。 これに技術費・人件費・管理費などがかかります。一眼並べるよりは安いとはいえ結構お高い。 台数を減らして補間するのが現実的なんでしょう。一眼の作品はそう見えますし。