GoPro Studio 2.5 がリリースされています。目玉はスーパースロー映像のためのモーフィング機能 Flux !
GoPro HERO4 の発売に合わせて GoPro Studio も新しいバージョンがリリースされました。 前回までのバージョンは 2.0.1 でしたが、新しいバージョンは、2.5 となっています。 HERO4 専用機能以外にもいくつかの機能が追加されています。
GoPro Studio GoPro edits made easyこの記事の一部の画像と内容は GoPro Studio 公式HP より引用し、翻訳しています。
2014.10.06 から 2014.10.07 の午前 7 時頃まで、GoPro Studio をダウンロードができない不具合が各国で出ているようでした。 2014.10.07 の 7 時過ぎにダウロードを実行したところ、ダウンロードすることに成功しています。 もしかすると引き続きダウンロードしにくい状況になることもあるかもしれません。
新機能の情報
Key Features の項目にいくつか新しい要素が見受けられます。 GoPro4 のリリースに合わせて GoPro4 専用の機能がいくつかあります。
- GoPro4 に対応して、ハイライトタグが表示されるようになったようです。良いクリップを見つけられるとされています。
- GoPro4 のソフトウェアアップデートに対応するようです。
- 4K UHD 出力への対応。30 fps で撮影できる Black Edition を踏まえてのことでしょう。
4K 出力に対応してくれるようになったので、やろうと思えば 4K の 3D 出力とか出来るようになったわけですね。 GoPro HERO4 向けのデュアルヒーローシステムなんかが必要になってしまうわけですが。
目玉機能 Flux
GoPro Studio 2.5 の新機能の目玉は、Flux でしょう。 Flux とは端的に言えばモーフィング効果のようです。フレームとフレームの間をスムーズに補間して、 スーパースローのような状態を作り出します。
What is Studio Flux and How Does it Work?次の動画は Fluxの効果を検証した動画です。
Flux は解析のために多くの時間を要するためか、プレビュー再生時には適用されずに、出力時に適用される形式をとっています。 出力時には、Flux が適用されている動画を処理するであろうタイミングで、目に見えて進行速度が遅くなることが分かります。 試しに使ってみた感じでは、数秒(~5秒)程度、どんなに長くても 10 秒程度のカットに対して適用するのが良いのでしょう。 検証動画の記事はコチラ
AfterEffects などを利用している方々はご存知かと思いますが、Twixtor に似ていますね。 プロユースのソフトウェアとは精度や調整の面で差がつくとは言え、無料のソフトウェアにこれだけの機能を付けてくれるのはありがたいですね。 (手ブレ補正=スタビライザを付けてほしいとは思いますが。)
Twixtor 6 - 撮影済みの映像素材から、スーパースローモーションを生成!その他の気になる点
その他 GoPro Studio で気になるところを確認しておきました。
- 旧バージョンとの共存は不可能(基本的には)。
- 多国語、多言語対応はなし。
- ファイルパスに全角を含むファイル名の読み込みも不可能。