GoPro HERO4 のエディション各 3 種について解説

GoPro HERO4 Revealed! - PetaPixel より画像を引用しています。

HERO4 Silver が「2015年一番売れたアクションカム・カメラ本体ベスト3!」に入りました(2016/01/21)。

GoPro HERO4 の Amazon での発送日時が 10 月 31 になっていますね。 GoPro HERO4 の Amazon での発送日時が 12 月 31 になっていますね。(2か月も遅れたのか) GoPro HERO4 シリーズについては先行リーク情報しか記事にしていなかったので、 特に HERO4 から購入する人に向けて、新しくリリースされる GoPro の各モデルについてまとめておきたいと思います。

もしあなたが GoPro を持っていなくて新規の購入を考えているのであれば、次のページが参考になるかもしれません。

新品・中古、今購入するならどの GoPro か ― 2015年2月
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GoPro HERO (CHDHA-301) : 最下位モデル

何もバージョン名が与えられていない HERO は同時にリリースされるモデルの内、最下位のモデルです。 しかし、最下位だから悪いわけではありません。むしろ GoPro を扱うすべてのユーザに良い方向に働くでしょう。

新規ユーザを獲得し、模造品へのユーザ流出を抑える

2014 年現在では GoPro の"ような" カメラが市場に安く大量に出回っています。 これまでの最下位のモデル "ホワイトエディション" とそれらは、大きな価格差がありました。 ところが今回の最下位モデルは、これまでより価格が下がり、しかも性能は十分です。 40m 防水や、1080p(フルHD) 動画の撮影など、必要最低限の機能は抑えられています。 新規のユーザが入りやすくなる、広く受け入れようという狙いなのでしょう。

GoPro はほとんどすべてのマウント(取り付け)オプションが、モデルに関係なく流用できます。 したがって、最下位のモデルであっても、GoPro の多彩なオプションを利用することができるのです。 頭や胸につけてスポーツしたり、自転車につけたり車につけて疾走することができます。 そういう意味で、新規のユーザが GoPro の最下位モデルを購入することは、他の類似する製品を購入するよりもメリットがあります。 また無料で GoPro Studio のようなソフトウェアが利用できるのも良いですね。 この辺りが他の安い製品との差です。

物好きなユーザは複数台持つ

GoPro は一般的なデジカメとは異なるアングルで撮影できるところに魅力があります。 したがって複数台持って撮影することが当たり前のようにあります。Youtube などにアップされている著名な GoPro ユーザはほとんど複数台持ちですね。 もしも GoPro が面白くなったら 2 台目として購入するのにも良いモデルだと思います。ちょっと隅に置いて別の視点を撮っておくのには良さそうです。

デメリットはあまりない

今回の最下位のモデルは GoPro 本体をケースから取り外して利用することができません。 つまり常にハウジング(ケース)に取り入れた状態でしか利用できません。 かといって GoPro を使ってみたい、というユーザが生身の状態で GoPro を利用する機会はあまりないでしょうし、 大きなデメリットにはなりませんね。

ハウジングの交換が一切できないのかどうかだけ気になります。 ハードユースする人(落としたり激しいスポーツをする)は、ハウジングが交換できるモデルにしましょう。

GoPro HERO4 Silver Edition

シルバーエディションは、これまでの GoPro の中で唯一バックパネルが付いているモデルです。 もし古いデジカメしか持っていなくて、GoPro を初めて購入するユーザがいれば、迷わずこのモデルをおススメします。 バックパネルのおかげで従来のデジカメと似た感覚で扱うことができるので、スムーズに入門できると思います。

HERO3 からの GoPro は、スマートフォンアプリと連携することで撮影画面を確認することができるようになりました。 が、いちいちスマートフォンなどを出して接続しなければいけません。これがシチュエーションによっては"非常に"面倒なのです。 これまでのビデオカメラのようにホームユースの機会"も"多くありそうなら、断然バックパネル付きのシルバーエディションです。

他に外部の(別売り)オプションとして LED パネルを接続することはできますが、初めての GoPro 導入でそこまで投資することもないでしょう。 外部オプションを購入するとすれば、GoPro 本体は最上位の Black Edition か旧バージョン (HERO3+) の各モデルを購入することになります。 HERO4 の Silver Edition は、撮影機能的には HERO3+ の最上位モデル(Black Edition)と変わりませんし、 登場時の価格も同程度ですから、LED パネルの分だけお得な感じがしませんか。

アドベンチャーとサーフ

特にサーフィンをしないならアドベンチャーを選択することをお勧めします。 様々なオプションに汎用的に利用できるオプション部品、ヘルメットなどに張り付けて利用するマウント部品が同梱されています。 サーフはメインのオプションがサーフィン向けになっているのでサーフィンをしないなら、アドベンチャーが安定です。 カメラ本体に差異があるわけではありませんから、必要なら後からサーフィン用のオプションを購入した方が良いでしょう。

GoPro HERO4 Black Edition

最上位のモデルブラックエディションは、本当にプロフェッショナルユース向けと考えて良いでしょう。 これから多くの機器が対応してくるであろう 4K 動画を 30fps(標準的な速度) で撮影することができたり、 現時点で標準的に扱われている フルHD (1080p) の動画を 120 fps(高速撮影・スローモーション) で撮影したりすることができます。

最上位だからできること

これらの設定で撮影できるからどうなのか、というのを説明し始めるとキリがないのですが、ザックリ解説すると次のようになります。

  • 4K で撮って、必要なところを 1080px に切り取ることができる。
    • 1080 で撮って切り取ってからまた 1080 に戻すと、解像度が落ちる。要するに引き延ばす必要が出てきます。
  • 標準的な解像度でスローのシーンを作り出すことができる。
    • これまでスローモーションの動画は低い解像度でしか実現できなかった。
    • GoPro HERO3+ の時点では HD(720) で 120fps だった。

個人的には、フルHD 120fps の動画が魅力的です。が、実はそれ以外は Silver で十分なんですよね…。 LED パネルがないことで多少、剛性(壊れにくさ)とバッテリーの面でも有利なのでしょう。 GoPro は剛性を重要視する人が多いでしょうしね。ただし、その分値段が跳ね上がってきます。

もっと簡単に解説するために他商品との比較

Black Edition は値段の面で言えば、下手なミラーレス一眼カメラが購入できるレベルです。 つまりそれを差し引いても GoPro が良い、という人が購入するのです。

同じようにスマートフォンとも比較してみます。4K で 30fps の撮影ができるといえば、同じ時期に発売になる Sony XPERIA Z3 Compact なんかでもできます。 撮影される映像のクオリティについては兎も角、手ブレ補正が付いて、しかも結構な防水機能も付いています。 値段も結果的には同じくらいになるでしょう。ただし手ブレ補正込で 5 分位撮影すると発熱でシステムが休止する仕様のようですね。 しかし 5 分で済むなら、最新のスマートフォンが手に入って、しかも 4K で 30fps の撮影ができる、XPERIA Z3 が良い、という人もいるでしょう。

120fps で撮影できるカメラに、2014年(GoPro HERO 4 と同じ年) に Sony から発売されたデジタル一眼カメラ "Sony α7s" があります。 しかし、120fps で撮影できるのは、1280x720(HD) までです。小型サイズでありながら 1920x1080 の解像度で撮れる GoPro HERO4 Black Edition がどれだけ脅威かははっきりわかりますね。(α7s は夜の映像が昼に代わるような圧倒的な感度がむしろウリのようですが。)