アクションカメラに最適な自由雲台 SLIK SBH-61 の製品レビュー

多くの場合にカメラを三脚に接続するときは雲台を利用することになります。 アクションカムもその例に漏れません。 設置角度の多様性も考えれば自由雲台があった方が良いと思います。

自由雲台に求められる基本的な要素は次のような感じでしょう。 これに加えてアクションカムで利用する自由雲台には一応は 堅牢性、壊れにくさ が必要でしょうか。

  1. 操作性、スムーズに操作できる
  2. 固定力、カメラが動かない
  3. 小型、できるだけ小さい方が持ち運びが楽
  4. 軽量、できるだけ軽い方が持ち運びが楽
  5. 安価、可能な限り安価である

これらの要素を鑑みて SLIK 社の SBH-61 なる製品を購入したのですが、これがなかなか使い勝手が良いです。 スムーズに動作し、GoPro がしっかり固定できます。 GoPro 純正のトライポッドマウントの台座の直径と自由雲台の直径はちょうど一致しますから見栄えも良いです。

通販購入の他、家電量販店でも取り扱うことが多いようなので、必要になったときには購入してみてはいかがでしょう。 価格を考慮すれば HAKUBA 社の BH-1 でも良いかもしれません。大分値段が下がりますね。

自由雲台を接続するためにはオプションが必要

Kodak や Sony のアクションカムには本体に三脚穴があるものもありますが、 特に GoPro は HERO4 までのいずれのバージョンも三脚穴がありません。 三脚や自由雲台と接続するためにはトライポッドマウントを購入する必要があります。

ゴリラポッドとの接続が一番使い勝手が良いんじゃないだろうか

そもそも平坦な土地、安全な場所にカメラを設置するのであれば、一眼レフや動画撮影専用のムービーカムと三脚を使えば良いんです。 アクションカムはそのタフさと軽量小型なみでアウトドアやスポーツシーンに一風変わった配置をするのが良いと思います。 そういう使い方を考えればゴリラポッドは大変便利な三脚です。 アクションカムを木に設置したり、手すりに設置したり、障害に設置したり、低い位置に角度を付けて設置することができます。

大きさと強度を考えてゴリラポッドは ZOOM をおススメしたいのですが、 自由雲台やトライポッドマウントなどのアクセサリと合わせて購入すると結構値段が張ります。 (三脚穴が開いているタイプの製品なら三脚接続用のアクセサリは不要ですけども) 一応 GoPro 用のマウントがセットになったものが販売されているのですが、 こちらは商品を直接見たことがないので未知数です。

ゴリラポッド ZOOM と自由雲台(GP3-BH)がセットになったものもあるのですが、こちらの自由雲台はあまりよくありません。 クイックシューとセットでなければ使えない上に、そのクイックシューがわずかに「カタつき」ます。 個体差かと思ったのですが他の方も同じレビューをしていますね。本体のクオリティが高いだけに残念です。