GoPro などのアクションカムで使う SD カードの選択

MicroSDカードのイメージ。

ここではアクションカム (特に GoPro) で利用する microSD カードの選択方法について "初心者向け" に解説します。 SD カードにはいくつかの種類があり、誤ったものを購入すると撮影に支障をきたす可能性があります。

SD カードの種類とカメラの関係については「カメラで使う SD カードの選択と基礎知識」を参照してください。 出来るだけわかりやすく詳細に書いています。ここでは特に(ハイスペックな)アクションカムで使う SD カードに限定して解説します。

不安なとき、面倒臭いとき

SD カードの選択を誤らないか不安であるか、あるいは、このページを読み進めるのが面倒なら、公式が推奨するか対応を保証するカードを利用するのが良いです。 もっとも簡単なのは、推奨される SD カードの情報を実在店舗の店員に選んでもらうことです。

おすすめするSDカード - GoPro 公式
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基本的には microSD カードになる

GoPro などのアクションカムで使うことができる SD カードは、ほぼ間違いなく microSD カードです。 まずはふつの SD カードなのか microSD カードなのかを確認します。

SD カードと microSD カードのイメージ。

少なくとも CLASS 10, UHS 1 以上の転送速度

次に確認するべきなのは推奨される読み書きの速度(転送速度)です。 アクションカムはほとんどの場合に高速な読み書きが可能な SD カードを求められます。

UHS CLASS 1 と CLASS 10 が示された microSD カードのイメージ。

執筆時時点で高機能なカメラは少なくとも CLASS 10 すなわち UHS 1 以上の読み書き速度が求められます。 またGoPro などでは実質的に UHS 1 よりもさらに速い読み書きが可能な SD カードが推奨されている点に注意してください。

CLASS 10 や UHS 1 が分からないときは、「」のページを参照することを強く推奨します。

稀に CLASS 2 ~ 6 までの (micro)SD カードが使えるアクションカムもありますが、 将来的なことを考えれば CLASS 10 以上のものを購入したほうが良いです。

SDHC / SDXC に注意する

比較的新しいカメラでは気にする必要はありませんが、SDHC や SDXC が使えないカメラも存在することがあります。 転送速度が速い SD カードのほとんどが SDHC か SDXC 規格の (micro)SD カードです。

SDHC や SDXC が分からないときは「カメラで使う SD カードの選択と基礎知識」のページを参照することを強く推奨します。

容量は要検討

特にアクションカムなどの microSD カードを使う小型のカメラは、容量に注意が必要です。 対応しない容量の SD カードを挿入すると、カメラが SD カードを認識せず、撮影できないことがあります。

カメラの公式の仕様を良く確認して、最大容量を確認しておいたほうが良いです。 概ね 32 GB なら対応する(アクション)カメラが多く、128 GB は対応しないカメラも多くあります。

また推奨される SD カードの製品名(型)や容量が公式に提示されている場合があります。 例えば GoPro などの公式には、microSD カードの容量は少なくとも 32GB が推奨されています。

体感レベルでの撮影と容量の関係

ドライブレコーダのような連続撮影をする場合 (極めて特殊な環境) には 16GB でも利用できないことはないですが、 一般的な使い方をして動画や写真を撮影するなら 32GB 以上は必要と考えて良いです。 とりあえず気軽に安価に撮影始めたいなんてときは 32GB で良いでしょう。64 GB は少々高価です。

GoPro による撮影を行うとき、体感的には、32GB の microSD を使うとき、 フルHD(1920x1080x30~60fps) 設定で、充電 1.5 ~ 2 回分程度の動画が撮影できます。

解像度や fps が高ければ高いほど撮影できる時間は短くなります。SD カードの容量もバッテリーも急速に失われるからです。 また、バッテリーの持続時間は連続撮影かどうかでも変わります。 いずれにせよ撮影時の設定状況によってはこの限りではないので、あくまで参考程度にしてください。

なお、HERO4 Black の各種動画設定状態で撮影したときのデータサイズについては公式に資料が公開されています。 最新の機種が出てくればいずれ関連する情報も公開されるでしょう。

HERO4 Blackの各ビデオ設定での撮影時間

耐久性能について

SD カードについても耐久性能が言及されていることがあります。 比較的安価なカードでは耐久性能が宣伝されていないので、もしかすると見たことがない方も多くいらっしゃると思います。 通販などでは価格・容量・転送速度が重点的に示されているためです。

SD カードにおける耐久性能とは、過酷な環境で撮影しても正常に機能し、データの読み書きが可能であるかどうか、 カメラ本体が破損した場合であっても、データは維持できるかどうかということです。

過酷な環境とは、熱さ、寒さ、水・結露、埃、錆びつき、振動・衝撃、あるいは "劣化" に準ずるものです。 カメラ本体に挿入していても、熱と振動は影響が出ますし、携帯時にはその他の要因も絡んできます。

ハードな使い方をするアクションカムであれば、ある程度は耐久性の高いものを選んだほうが良いでしょう。 「カメラで使う SD カードの選択と基礎知識」でも言及していますが、 カメラ本体は兎も角、撮影のチャンスと撮影したデータは取り返しがつかないものですから。

公式と筆者の推奨

GoPro の公式の SD カードについては次のページから確認してください。

おすすめするSDカード - GoPro 公式

GoPro 公式推奨ではないものの、安価かつ在庫が豊富で手に入りやすく、GoPro の 最低限の推奨スペックを満たしているのは Transcend 社のカードです。

私も Transcend のカードをいくつか持っています。

Transcend microSDHC-Ultimate は初心者に勧めたい SD カード

次のカードは GoPro が公式に推奨し、私がメインで利用しているものです。

また Lexar のカードなども推奨されていますが日本では珍しい部類です。購入したことがないので私自身は推奨しかねますが、 Lexar のカードは公式(国内代理店ではない)ページでも購入することができます(できました)。