友人の結婚式用の動画撮影:一眼スタビライザの作例
昨年末に一眼用電子スタビライザを使って撮影した動画です。本当はこの時はサンプル撮影で、後に本チャン撮影を行う予定だったのですが、 私の技量不足と新郎のガチガチな表情とが相まって、サンプル撮影の方を採用した結果になります。
喜んではいただけたのですが色々失敗もあるのでその辺りをメモしておきます。また一眼用のスタビライザを素人が使った作例としてみても良いと思います。 スタビライザは空ほどまでに映像の品質を向上させます。
機材や撮影設定など紹介
- カメラ
- OLYMPUS OM-D EM-5 Mark2
- FHD 30fps で撮影
- レンズ
- M.ZUIKO Pro f2.8
- スタビライザ
- FeiyuTech MG
- 編集
- Adobe Premiere CS.x
この撮影から得られたノウハウ
風船は成功
風船を使った撮影は成功したかなぁという気がします。子供の方が相性が良いですが、大人でも上手いこと動かすことができますし、顔が自然と上に上がります。 風船を使った撮影については次のページを参考にしてください。
画面が暗いのは失敗
動画を見て頂ければわかると思うのですが、全体的に色が黒いです。元々打ち合わせていた撮影ではなかったので仕方がないとはいえ衣装が全体的に暗い。 途中からコート脱いでもらいました(動きやすさのためにも)。
結婚式の動画を撮影するなら、日中の明るい時間に、明るい服装をして貰うのが良いです。
影のコントロールは難しい
夕方に撮影したので、全体的に暗くなったのは勿論のことなのですが、最悪その辺は編集でどうにかなります。 編集でどうにかしにくいのは影です。
2 人を映しているはずなのですが、時折私(カメラマン)の陰が入り込んでしまってます。これはダサい。 画面全体が暗くなるだけでなく、ダサいですね。
言われないと気が付かないかもしれませんが、夕方は影が良く伸びるので注意が必要です。 突発的な撮影で試験の予定だったとはいえ、これは気が付かなかった。
ライトリーク強い
時折入る光「ライトリーク」は編集で後乗せです。まぁどうやったってこんなにライトリークは出ないですよね。 逆光気味で暗い絵だったので、ライトリークを活用して明るく & それっぽく見せてみました。
ライトリークの合成は初めてやりましたが中々上手くいったと思います。ライトリーク自体はどこぞのフリー素材をたくさん集めて良いものを抜粋し、速度を変化させて合成しています。
ライトリークは簡単にそれっぽく見せるのに良いですね、多用すると煩わしそうですが。