動画機としての OM-D E-M5 Mark II の評価 : 基本性能編

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark2 の外観のイメージ。

OLYMPUS の OM-D E-M5 Mark2 を購入したので、素人目線のレビューをまとめておきたいと思います。 ここでは特に動画に関連する基本性能についてレビューします。いくつかの関連するレビューの記事があります。

  1. 動画機としての OM-D E-M5 Mark II の評価 : 手振れ補正編
  2. 動画機としての OM-D E-M5 Mark II の評価 : 基本性能編
  3. 動画機としての OM-D E-M5 Mark II の評価 : ハード編
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選択できる動画フォーマットは不十分

圧縮の種類は 4 つ All-Intra, SuperFine, Fine, Normal です。順に高画質になり、高画質になるほど圧縮率は低くなります。 個人的には Fine は使い物にならないと判断しました。All-Intra か SuperFine を選択することになります。

フォーマットに関しては問題はいくつかあります。まずフォーマットが mov 以外選択することができない点。昨今の需要を鑑みれば mp4 が用意されてほしいところです。 (今後のバージョンアップで対応することを期待したいですが、難しそうです)

また All-Intra のとき、フレームレートが 30fps 以外に選択することができません。 基本的には 60fps で撮影する能力を持つのですが、All-Intra のときだけ、60fps を選択することができません。

設定画面も不満が残ります。fps と圧縮率をそれぞれ別に選択することができません。 画質だけ選択し、動画モードのしたときに fps を確認することができます。

画質について

圧縮率に伴う画質の変化に関しては先の通りです。All-Intra か SuperFine 以外は選択することができないでしょう。

基本的な画質はレンズ依存なので一概には言えません。 しかしながら決定的に気になるのはディスプレイで確認したときの映像と実際に録画されたときの映像が異なるように見えてしまう点です。 これは結構な問題で、重要な撮影の前には十分にテストする必要があるでしょう。

動画・AF のときもピーキングが欲しい

MF での操作を支援するために、ピントがあった位置をハイライトして表示するピーキング機能は昨今の一眼カメラには標準搭載されています。 E-M5 も例に漏れずピーキング機能を持っていますが、残念ながら動画撮影や AF のときにはピーキング機能を使うことができません。 導入していない各メーカーさんは動画撮影の需要を考えて導入を検討したほうが良いと思います。

バリアングルディスプレイですからある程度見やすくすることはできますし、レンズファインダーの映りも悪くありません。 しかしながら、動画を撮っていれば常にファインダやディスプレイを注視しているわけにもいきませんし、チラ見だけでもピントがあっている対象を確認できるのが理想です。 まして E-M5 の強力な手振れ補正を使って撮りたいシーンではそういう需要があるでしょう。

この点は非常に残念であると言わざるを得ません。動画機として使っている私はバージョンアップで対応してくれると非常に嬉しいですね。

どうやら連続ピーキングが可能な様です。

オートフォーカスについて

オートフォーカスが特に高速とは感じません。むしろ遅い方でしょう。 ただしあんまりキビキビ動きすぎるのも映像としては不自然になりますし、誤作動も発生しやすくなりますから、 最低限の速度は維持していると思うのが健全かと思います。

また特定の対象を追跡するオートフォーカスモードもあるので、 良く動く被写体を撮影する必要があるときはそのモードに切り替えれば良いでしょう。