Kodak SP360 レビュー : SP360 のハウジングを GoPro にマウントする方法

SP360 用長いネジ自作の作業方針

ここでは GoPro のマウント用ネジ 1 つを分解し、手回し部分とネジ部分とを分離した後、新しいネジを挿入して長いネジを作成します。 GoPro の標準のネジの仕様や、手回し部分とネジの取り外し方などは次のページに掲載しています。適宜参照してください。

GoPro マウント用固定ネジの仕様詳細

必要な工具はシチュエーションによって異なるので一律には説明できません。 金属加工用やすりや接着剤などが必要になりますが、後の項目を参考にしてください。

ハウジングの山の幅を確認する

SP360 ハウジングの山の幅

GoPro の標準的なマウントで使われるネジでは、SP360 のハウジングに付いている"余計や山" 1 つ分だけ長さが足りません。 したがってこの余計な山の幅だけ、GoPro 標準のネジの長さを伸ばしてやれば良いことになります (ハウジングを加工する場合はこの山をすべて削り取ります)。

SP360 についている余計な山の幅はおよそ 6 mm です。 GoPro 標準のネジの長さは 45mm ですから、51mm 程度のネジが必要になります。 元々 GoPro のナットには数 mm 分の遊びがありますから、余裕をもって 53mm を目標数値とするのが良いと思います。

ただし次の項目で解説しますが 50mm のネジでも取り付けることは可能です。 また 55mm のネジが入手できれば 55mm でも都合が良いかもしれません。

用意するネジは作業内容によって異なる

今回私は 2 種類のネジを用意しました。1つが M5 x 50mm x 六角頭, もう1つが M5 x 60mm x 饅頭頭 です。 いずれもステンレス製です。欲を言えば 55mm のネジが欲しかったのですが、最寄りのホームセンターにおいてなかったので断念しました。

使用するネジの長さやネジ頭の形状によって作業内容が異なります。 この項目ではそれぞれ長さと頭の形状に分けて解説します。

ネジの長さについて

50mm のネジ

50mm のネジを挿した状態

GoPro 用のネジを分解した後、手回し部分に購入した 50mm のネジを挿入してハウジングとマウントの固定試験をしたところ、固定することができました。 ネジ部分の加工なし固定できるのは楽でいいですよね。

ただし、ナットに入り込むネジの量が少ないです。図で見ると直ぐに分かると思います。 静止状態の固定には十分ですが、衝撃などでマウントがたわんだ際に緩んでしまう可能性があります。 また当然ですが相応に強い力でネジを回さなければしっかりと固定することができません。

60mm のネジ

60mm のネジはそのまま使うと長すぎます。切断して加工するか、あるいは手回し部分に埋まる方にナットを挟んで露出するネジの長さを調整します。 ネジを切断するための機材などを持っていない場合にはナットを埋め込むことになります。長さは先に紹介した通り 53mm 程度を狙います。

55mm のネジ

今回 55mm のネジを購入することができませんでしたが、もしかすると 55mm のネジでも加工なしで綺麗に収まるかもしれません。 GoPro マウント側のナットにネジが収まりきらない場合は金物用のやすりでネジの底を削り取って調整します。

ネジの頭の形状について

ネジ頭 : (奥) 六角頭 (中央) GoPro 標準 (手前) 饅頭

ネジの頭の形状は、手回し部分に挿しこむときに影響します。

私の場合、六角頭のネジは手回し部分のくさび(突起)に引っかからず、ネジが楽に通ってしまいました。 一切の固定能力がないので、このような場合には接着剤を使ってネジと手回し部分を固定する必要があります。

一方で饅頭頭のネジは大き目で叩いて入れない限りは入りませんでした。 GoPro 標準のネジは角がやや丸まった六角頭ですから、これを模して金属用やすりで形を整えた後、叩いて手回し部分に埋め込みました。

どちらの形状であっても頭の大きさが大きめの物であったり小さめのものがありますし、ネジそれぞれの個体差も考えられます。 しかしながら、お勧めしたいのは饅頭頭の加工です。 耐衝撃、耐水性のある接着剤も多くありますが、接着剤のみで固定するのは、アクションカムの使い方からして不安です。

次のページへ続きます。理想的なネジの露出と完成したネジの紹介をして終わります。