GoPro による成層圏撮影の値段は 1,296,000 円!

画像は BRUTUS「夢の値段 2015」 ふうせん搭乗券 から引用しています。

株式会社スタートトゥデイが運営するファッション通販サイトZOZOTOWNの企画で、 「成層圏で動画を撮影してくれる」というイベントが販売されています。 お値段何と 1,296,000 円 (約130万円)。イメージ写真を見る限り GoPro を利用していますね。

BRUTUS「夢の値段 2015」 ふうせん搭乗券

"ふうせん写真家"の「岩谷圭介」氏が手掛けるこのプロジェクトは、 権利購入者の写真とカメラを載せたヘリウム風船を地上から 30km 程度(成層圏は11km~50km)まで打ち上げて撮影する、というものです。 zozo の商品イメージでは GoPro を利用していますが、 実際には GoPro 以外のカメラも打ち上げているようです。 興味がある方は、詳細を岩谷氏の公式 HP から確認してください。

ふうせん宇宙撮影(岩谷圭介 氏のHP)

最近じゃ GoPro を使った成層圏での撮影は他にも色々行われていますから、 珍しい話ではないんですが、権利売買まで行くのは珍しいんじゃないでしょうか。 岩谷氏の HP からも撮影依頼はできるみたいですね。

画像】気球にGoProつけて地球を撮ってみた まるで宇宙からの眺め - ガジェット通信

まぁお金さえ出せば撮影機器等は集められそうですが、実際にはいろいろ壁があります成層圏撮影。 航空法で上空 250m 以上に物を飛ばすときは許可が要りますし(空港周辺は150m)、 打ち上げ場所と回収場所を予測し、回収するためのノウハウも必要になります。 もちろん撮影ノウハウだって必要でしょう。 単純に風船とヘリウム買ってくれば済む話じゃないんですよね。

企画、ノウハウ(技術費)、必要機材、トータルで見れば、130万円は安いかもしれません。 もちろん撮影したいと思っている人にとってはですけど。