M.ZUIKO F2.8 12mm-40mm PRO レンズの初心者向けレビュー

M.ZUIKO F2.8 12mm-40mm Pro レンズの外観。

OLYMPUS のマイクロフォーサーズ用レンズ、「M.ZUIKO F2.8 12mm-40mm PRO」を購入したのでレビューします。 OM-D E-M5 Mark2 のレンズキットと購入とほぼ同時期に購入しています。

自身初のミラーレス一眼と同時購入ということで、事実上は素人目線のレビューです。 しかしそれが故に見えるところもあって、むしろ素人こそがこの PRO レンズを必要としていると思います。

カメラやレンズに詳しい方はより専門的な方の詳細なレビューを参考にするでしょうから、 ここでは初心者向けであることに重点をおいてレビューします。

外観などについては「M.ZUIKO F2.8 12mm-40mm PRO レンズの詳細レビュー」を参照してください。

動画の作例については「"STARS & THE MOON" E-M5 Mark2 と GoPro を使った動画作例」が参考になるかと思います。

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初心者はボディとこのレンズを購入するべき

右も左も分からない(ミラーレス)一眼レフを購入しようとしていて、 マイクロフォーサーズのカメラ (特に OLYMPUSの) を購入しようとしているなら、このレンズとレンズが付属しないボディ本体を購入するべきです。

私の場合には標準レンズキット(ボディとレンズにセットになったもの)を購入してしまいましたが、失敗したなと思います。 このレンズが初心者にとって良いところはいくつかあります。

  1. デイリーユース、人物や風景、小物を撮影するために十分な画角。
  2. 一眼らしいボケ具合を楽しめる。
  3. 明るいし、フォーカス速度も速い。

後述しますが、(1)ボケて (2)フォーカスが速くて (3) 明るい 写真が撮れるのが一眼らしさを感じるきっかけになると思います。 残念ながら標準レンズではこの 3 つが十分に得られません。また単焦点レンズでは利便性に欠けます。

ズームレンズであり F2.8 であることの利点

日常で撮影したいシーンは大体このレンズで撮影できると思います。 小物、ペット、風景、料理、人物、ブログに乗せる写真 etc. はこのレンズで撮影することができます。

良く入門向けにオススメされるのは比較的安価な単焦点レンズですが、ズームレンズの方が使える幅が広いです。 単焦点レンズよりもズームレンズの方がピントを合わせやすいと考えて貰えれば良いと思います。 加えて、レンズキットなどの標準的なズームレンズと比較して、フォーカス(ピントが合う)速度が体感レベルで早いです。

そもそも単焦点レンズは「一眼らしいボケた絵」が撮影できるものが多く、オススメされます。 F 値と呼ばれる明るさの値を小さくすればするほど、明るく、ボケの効いた絵になるのですが、このズームレンズも F2.8 と十分に明るいです。 先に紹介したシーンで利用する分には十分でしょう。

F4.0 などのレンズと比較して使用すればすぐに分かることですが、F4.0 のレンズはボケないですし暗いです。 暗い、というのは日常的に利用するには非常に厄介で、室内で撮影するときに、目に見えている以上に撮影したものが暗く映ってしまいます。

また、ズームできないレンズの場合、つまり単焦点レンズの場合、自分自身の影が写真に写り込んでしまうようなシーンがちょくちょくあります。 特に小物や料理を撮影するようなシーンです。影が映り込むのをズームして回避できる利点は想像以上に大きいです。

欠点は値段とズーム倍率

一般に、先に紹介した明るさを示す値 F 値が高いほど値段が上がります。そして単焦点レンズよりもズームレンズの方が明るくすることが困難です。 したがって、ズームレンズで明るいレンズは値段が上がります。ここで紹介するレンズも値段はかなり高い部類に入ります。

しかしながら、私の経験的にですが、一眼と F4.0 以上のレンズキットを購入しても、一眼を購入した満足感が得られません。 やはり (1)ボケて (2)フォーカスが速くて (3) 明るい 写真が撮れるのが一眼らしさを感じるきっかけになると思います。 そういう意味で、予算を割いてもボディ本体とこのレンズを購入することをオススメしています。

また子供の運動会や発表会、旅行での望遠(遠景の)撮影、野鳥などの撮影には向いていません。 当然のことながら、望遠(ズーム)能力が高いレンズが必要となります。 そういったときに必要になるレンズなどについてはここでは割愛します。